血液検査の見方 白血球数(WBC)
血液検査の見方
重要度:★★☆☆☆
一般的にそこまで重要視はされません。
白血球数の多い少ないで重大な病気が判明する事もありますが、一般的には風邪などでも上がったり下がったりしやすく、気にしすぎるのもよくありません。
WBC白血球数の基準値
白血球数の基準値は3,500〜9,500/µLとされる事が多いです。
しかし白血球数は個人差が大きい事もあり、また短時間でも変動が有る為、
基準値としては幅が広く、病院や施設で変動があります。
白血球の種類とその働き

白血球の種類は好中球・リンパ球・単球・好酸球・好塩基球と5種類あり、
それぞれの働きは以下の通り
| 名称 | 分類 | 割合 | 働き |
| 好中球 | 顆粒 | 50%~70% | 体内へ侵入した細菌やウィルスを攻撃し、異物を食べる(食作用) |
| リンパ球 | 無顆粒 | 20%~40% | 免疫反応を主に担う。体内をパトロールし、感染した細胞を攻撃する |
| 単球 | 無顆粒 | 3%~8% | マクロファージや樹状細胞へ分化でき、老廃物を処理し、微生物を貪食する |
| 好酸球 | 顆粒 | 1%~5% | 寄生虫を排除し、アレルギー反応を調整したり免疫反応を調整 |
| 好塩基球 | 顆粒 | 0.5%~1% | ヒスタミンの放出、サイトカイン産生、寄生虫感染防御 |
白血球数が高くなる原因
- 風邪などの細菌・ウィルス等の感染症
- ストレス
- 喫煙
- 薬の副作用
- アレルギー 等
白血球数が少なくなる原因
- 風邪などの細菌・ウィルス等の感染症
- 薬の副作用
- アレルギー
- 自己免疫疾患
- 栄養不良
- サプリメントの影響
- がん
- 放射線治療や化学療法などのがん治療 等
白血球数が高い時に気を付ける病気
- 肺炎
- 気管支炎
- 虫垂炎
- 膀胱炎
- 腎盂腎炎
- 膠原病
- 白血球増加症
- 白血病 等
白血球数が少ない時に気を付ける病気
- 再生不良性貧血
- 好中球減少症
- 骨髄異形成症候群
- 白血病 等

白血球数が基準値を超える時の体内
白血球数が10000を超える時体内では何が起こっているのか。
何らかの感染症や炎症などの反応により白血球数が高まっている可能性があります。
または血液疾患の可能性があります。
自覚症状としては発熱・咳・鼻水・食欲不振・体調不良などが有り得ます。
白血球数が基準値以下の時の体内
白血球数が3000以下の時体内では何が起こっているのか。
感染症に感染しやすくなっている状態で、発熱や化膿がしやすくなります。
また易疲労感の症状も出る事もあります。
白血球数の異常の原因を探る
白血球数の数値が異常な際は、まずは風邪などの感染症を疑いましょう。
感染症の疑いが無さそうであれば、薬の副作用を考えてみる必要があります。
白血球数の数値が高い場合は喫煙の習慣の有無、過度なストレスなどが原因の場合もあります。
一時的な上昇下降がほとんどですが、数年に渡って白血球数が異常な場合は、
遺伝的要因の可能性もありますが、血液内科(または一般内科)を受診してみましょう。

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