野菜の肥料選びについて
野菜の肥料どれ選んだらいいか迷いませんか。私栗茶は素人の家庭菜園を初めて6年目ですが、
未だに迷う事が多いですし、時々窒素って根の栄養だっけ葉っぱの栄養だっけ?ってなります。
もう一度覚え直す事を志し、忘れないように投稿してみます。
一緒に覚えてくれる方が居れば嬉しい限りで幸いです。
野菜の肥料というか植物の肥料には三大要素と言われる物があります。これが3つとも入っている化成肥料が使いやすいと考えています。
結論を言うと初心者の方には8・8・8とかがおすすめですね。どんな野菜や植物に対しても信頼度が高めです。
株本から少し離して使う事と容量を多すぎず少なすぎず使う事がポイントです。
元肥と追肥や具体的な肥料の事に関しては今回は言及しないでおきます。
[PR]肥料の三大要素N(チッソ)
正式名称はチッソはそのまま窒素(窒素分子)で英語ではNitrogen(ナイトロジェン)と呼ばれます。
窒素は無色無臭の気体で、地球の空気中の約78%を占めています。
窒素は葉肥(はごえ)と呼ばれ、食物の葉や茎を育て、光合成やたんぱく質合成に必要不可欠な主成分です。不足すると黄色くなって生育不良を起こします。逆に過剰であると根腐れや奇形果や病害虫被害を起こします。
特に葉菜類(キャベツやホウレン草など)に重要です。
肥料の三大要素P(リン酸)
リン酸は正式名称がオルトリン酸(または正リン酸)英語ではphosphoric acid(フォスフォリック・アシッド)と呼ばれます。
但し、肥料の表示としては「有効五酸化二リン(ゆうこうごさんかにリン)」やりん酸と表記されています。
リン酸は花肥(はなごえ)・実肥(みごえ)と呼ばれ、植物の開花や結実を促進もしてくれます。根に対してもアシストします。
リン酸は不足すると生育を停止してしまったり、開花・結実不良や葉が赤紫色になるなどの障害がでる事があります。逆に多いとこれまた生育不良や葉の色の変色を起こしてしまいます。
肥料の三大要素K(カリ)
カリウムの正式名称はカリウム、英語ではpotassium(ポタシウム)と呼ばれます。
カリウムは根肥(ねごえ)と呼ばれ、根や茎を強化し光合成を促進してくれて、実の肥大化や品質向上させてくれます。
根以外には茎や葉を丈夫にしてくれて、病害虫や寒さへの抵抗力を高めます。また、果実の糖度を上げる事もしてくれたり、植物の代謝を調整したりしてくれます。
カリウムは不足すると古い葉の端が黄色や褐色に枯れたり、根が生育不良を起こしたり病害虫に弱くなります。逆に多いとカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)の吸収を阻害し、Ca欠乏症やMg欠乏症が引き起こされます。
ややこしいので簡単に言うとチッソは葉と茎・リン酸は花と実・カリは根っこに重要な栄養素です。これだけでも覚えておきたい!
では三大要素以外には?
カルシウムやマグネシウムを入れて「肥料の5要素」とも言われます。また硫黄も大切な栄養素です。
他には微量に必要な要素が鉄やホウ素やマンガンや亜鉛や銅、モリブデン、塩素やニッケルなどが無くてはなりません。
中量要素(三大要素に次いで必要量の多い成分)
カルシウムは植物の細胞壁を強化し、根の発育をサポートしてくれます。特にトマトの尻腐れ病予防に不可欠な栄養素。
主な肥料としてはカキ殻などの「有機石灰」、「苦土石灰」などがあります。卵を砕いてプランターに入れているのも卵殻カルシウムを補給する方法として有名ですね。卵の殻にレモン汁を入れて、殻を溶かして液状にしてスプレーする方法もありますね。
マグネシウムは光合成に必要な葉緑素の成分で、不足すると元気がなくなり、下葉から色が抜け始めて、葉脈間が黄化し進行すると枯れます。病気やストレスへの抵抗力もマグネシウムで補えます。
主な肥料としては「苦土石灰」、「硫酸マグネシウム」などがあります。
硫黄は第四の栄養素と云われ、タンパク質やアミノ酸の合成に必須栄養素です。光合成の促進や葉の色を良くしたりする効果とか、ネギやニンニクなどの香りをよくします。根張りの改善や耐寒性、耐病性の向上など。
主な肥料としては「硫安」(硫酸アンモニウム)という即効性の肥料や、ゆっくり効く緩効性の「硫黄被覆肥料」など。
葉物野菜の葉色を濃くしたり、pH調整などにも使われます。
微量要素(三大要素や中量要素以外に必要量がわずかな成分)
- 鉄 光合成の活性化、スタミナ増強、食味向上、定植時の根の生育サポートなど(肥料名:2価鉄やタンニン鉄など)
- ホウ素 細胞壁の強化、開花結実の促進など(肥料名:ホウ砂など)
- マンガン 光合成促進、ビタミンC増加、ストレス耐性upなど(肥料名:硫酸マンガンなど)
- 亜鉛 酵素の活性化、タンパク質やでんぷんの合成。(肥料名:キレート亜鉛など)
- 銅 光合成促進、収穫量向上など(肥料名:アミノ酸複合銅やキレート銅など)
- モリブデン 窒素代謝の促進、マメ科の根粒菌を活性化、(肥料名:モリブデン酸ナトリウムなど)石灰でも代用可能。
- 塩素 光合成促進、浸透圧調整、病害抑制など(肥料名:硫酸カリに含まれる)
- ニッケル 酵素の活性化、病害虫耐性など(肥料名:888化成肥料などに含まれる)
などがあります。
肥料について調べたり書き出したりすると凄く長くなってしまう。近いうちに次は元肥と追肥や具体的な肥料について投稿させて頂きます。



コメント